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【続報】ディーゼルが50バーツの大台を突破、1週間で6バーツ超の急騰

経済出典:Khaosod2026/04/04 20:00

石油基金委員会がディーゼル補助を2.61バーツ削減し、小売価格が50.54バーツ/リットルに到達。心理的節目の50バーツを突破した。3月末から約1週間で6バーツ以上の急騰。ソンクラーン前に帰省コスト増が直撃する。

石油基金委員会(กบน.)は4月4日、ディーゼルB7への補助金を2.61バーツ/リットル削減し、小売価格が2.8バーツ上昇して50.54バーツ/リットルに到達したと発表した。心理的な節目である50バーツの大台を突破した。

基金はB7の補助を20.71バーツから18.10バーツに、B20の補助を22.22バーツから19.61バーツにそれぞれ2.61バーツ引き下げた。B20の小売価格は45.54バーツとなる。基金の1日あたりの支出は17億875万バーツから14億9,672万バーツに削減される。世界的な原油価格の高騰が続いており、基金の流動性を確保するための措置とされる。

わずか前日に基金は補助を6.44バーツ追加して47.74バーツに凍結したばかりだった。1日で方針が再び転換し、補助を削減して価格を上げる判断に戻った形である。政策の一貫性のなさが市場と国民の不安を増幅させている。

ディーゼル価格の推移を振り返ると、3月末の値上げ開始から44.24バーツ47バーツ台→47.74バーツ→50.54バーツと、約1週間で6バーツ以上の急騰を記録している。ブリーラム県ではソンテウが90台から3台に壊滅し、コンケンの食堂は麺を売れなくなり農家は焼畑に回帰するなど、50バーツ到達による影響の深刻化は避けられない。

新エネルギー相が4月7日に精製コストの上限設定を協議し、精製業者への超過利益返還を閣議に諮る予定だが、構造改革の効果が出る前にディーゼルが50バーツを超えてしまった。ソンクラーン連休を目前に控え、帰省コストのさらなる増大は不可避である。