ラヨーン県パークナム・ラヨーンの河口を訪れると、川の両岸に漁船がびっしりと並んでいる。普段なら沖に出ているはずの500隻以上が、エンジンを止めたまま桟橋に係留されている。
ラヨーン漁業協会のポンサック・イェームクリン会長によると、燃料価格の高騰が漁師たちをかつてない苦境に追い込んでいる。「出漁しても燃料代で赤字になる。魚の値段は燃料に合わせて上げられない」と、500隻の船主が操業停止を余儀なくされた理由を語った。
タイの最新ニュースを日本語で

【続報】マッカサン鉄道事故、原因はバス踏切上停車、SRTが「5m手前停止」を再警告
© 2026 thailog. All rights reserved.
タイ・バンコク発日本語メディア
ラヨーン県パークナム・ラヨーンの河口を訪れると、川の両岸に漁船がびっしりと並んでいる。普段なら沖に出ているはずの500隻以上が、エンジンを止めたまま桟橋に係留されている。
ラヨーン漁業協会のポンサック・イェームクリン会長によると、燃料価格の高騰が漁師たちをかつてない苦境に追い込んでいる。「出漁しても燃料代で赤字になる。魚の値段は燃料に合わせて上げられない」と、500隻の船主が操業停止を余儀なくされた理由を語った。
漁船向けの「グリーンオイル」(船舶用軽油)は既に販売が停止されている。代わりにB20ディーゼルを陸上で調達しているが、1リットル43バーツに加え、サラブリー県の油庫からの輸送費が上乗せされるため、実質的なコストはさらに高い。ディーゼル価格が47バーツ台に到達するなか、漁業用燃料の確保すら困難な状況だ。
ポンサック会長はソンクラーン連休後の見通しについて「停泊する船は全体の8割に増えるだろう」と悲観的な予測を示した。現在も出漁を続けている船はあるが、いずれも採算割れを承知のうえでの操業だという。
イサーンのトラック数万台が運行停止し、ブリーラムのソンテウが90台から3台に激減するなど、燃料危機は陸上の物流を直撃してきた。ラヨーンの漁業が止まれば、海の幸の供給にも影響が出る。燃料高が食卓にまで波及する日はそう遠くないかもしれない。
石油基金管理委員会がディーゼルB7をさらに3.50バーツ値上げし47.74バーツに。3月25日以降8回目の調整で、国際ディーゼル価格はバレル292ドルを超えた。
4/2
タイ東北部のトラック数万台が燃料高で運行を停止した。ディーゼル47バーツ超で「走るほど赤字」となり、農産物の物流が止まりかねない事態に。エネルギー省は「史上最悪の石油危機」と認めた。
4/3
生活ブリーラム県で90台以上走っていたソンテウが燃料高騰でわずか3台に激減した。ディーゼル44.24バーツ/リットルで燃料代が1日500〜600バーツに跳ね上がり、運賃では賄えない状態が続く。地方の公共交通が壊滅の危機にある。
4/2
タイ「タイ助けタイプラス」が5月25日からPaoTangアプリ経由の登録開始。タイ国民1人あたり月1,000バーツ×4ヶ月(計4,000バーツ)の給付プログラムで、電話番号変更によるPaoTangアクセス不能問題が浮上、Krungthai銀行窓口での番号更新手続きが必要。並行展開のコンラクルンプラスとの違い、True社のAI War Room体制も注目。
タイ下院が5月20日、1991年小切手不渡り罪法廃止法案を第1読会で受理。タウィー・ソットソン前法務相が5/21に発表、全国収監者327,478人のうち555人の小切手不渡り収監者を刑事罰から民事処理に転換する歴史的な制度改革。「債務取り立て刑務所(クック・トゥアン・ニー)」として批判されてきた仕組みを廃止、憲法第77条と国際標準に準拠する民事中心の解決へ。
タイ観光・スポーツ相スラサック・パーンチャルーンウォラクン氏が5月21日、外国人観光客から徴収する「上陸料(Landing Fee)」を現行案300バーツから上回る水準に引き上げる検討を発表。引き上げ分でプレミアム保険補償(医療・事故・遺体送還)を提供。タイ国内の外国人医療未払いが年間1億B規模に達する問題への対策、観光相は「観光客の渡航決定に悪影響を与えないバランス」を強調。