バンコクの市民の足、センセーブ運河ボートが4月17日からまた1バーツ値上げされた。初乗りは17バーツになり、燃料危機が始まってからの累計値上げ幅は6バーツに達している。
運営会社ファミリートランスポートのチャオワリット社長がカオソッドに語ったところによると、ディーゼル価格が1リットル42.90バーツまで高騰し、運営コストが上昇し続けているため値上げに踏み切った。4月17日からディーゼルは1.50バーツ値下げされたものの、水準としてはまだ高い。
センセーブ運河ボートはバンコク東部とプラトゥナームを結ぶ庶民の通勤・通学の足である。バスやBTSに比べて安く渋滞を避けられるため利用者が多いが、燃料費の上昇がそのまま運賃に跳ね返る構造になっている。
チャオプラヤー急行船は逆にディーゼル下落を受けて1バーツ値下げしており、同じ水上交通でも対応が分かれた。センセーブ運河ボートは民営、チャオプラヤー急行船は一部公営と運営形態の違いが影響している。
燃料危機が長引けばさらなる値上げの可能性もある。在バンコクの通勤者にとって、毎日の交通費が数バーツ上がるだけでも月額では無視できない負担になる。


