バンコクのチャオプラヤー急行船は、4月17日から全船種の運賃を一律1バーツ値下げすると発表した。ディーゼル価格が4バーツ下がって1リットル44.45バーツになったことを受けた措置である。
同社の取締役社長が4月15日に発表したもので、パーククレット桟橋からワット・ラーチャシンコーン桟橋までの全路線が対象となる。オレンジ旗の船はノンタブリーからワット・ラーチャシンコーンまで全区間20バーツだったのが19バーツに下がる。
値下げ幅は1バーツと小さいが、燃料高で運賃が上がり続けていた中での「値下げ」は珍しい動きである。同社は以前、ディーゼル高騰を理由に1バーツの値上げを実施していた。今回はその逆で、燃料コストの改善を運賃に還元した格好である。
チャオプラヤー急行船はバンコク都心部を南北に結ぶ主要な水上交通手段で、通勤・通学に利用する市民も多い。観光客にとってもワット・アルンやワット・ポーへのアクセス手段として定番の存在である。
ディーゼル補助金は段階的に削減されているが、4月11日に小売価格が下がったことで、水上交通にはわずかながら恩恵が出た。Rabbitカードで支払えばさらに2バーツの割引もあり、日常的に利用する人にとっては助かる変化である。


