IMF(国際通貨基金)が2026年の世界経済見通しを発表し、タイの経済成長率がASEAN加盟国の中で最も低くなると予測した。中東の燃料危機と世界的な貿易摩擦がタイ経済を直撃している。
The Thaigerが4月17日に報じたところによると、IMFはタイの2026年GDP成長率を大幅に下方修正した。燃料価格の高騰による物価上昇、製造業の低迷、輸出の減速が主な要因とされている。
ディーゼル補助金の削減やPTTの2300億バーツの自己負担など、エネルギーコストの増大がタイ経済全体の足かせになっている。タイ航空の5月大幅減便も観光収入への影響が懸念される。
「ASEANで最低」というレッテルは、ベトナム、フィリピン、インドネシアなど周辺国が6〜7%の高成長を続けるなかで、タイの構造的な課題を浮き彫りにしている。出生率が日本を下回るTFR1.0という人口問題も長期的な成長の足枷である。
IMFの予測がそのまま実現すれば、タイは東南アジアの成長エンジンから取り残されるリスクがある。政府の経済政策と燃料危機への対応が問われている。




