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バンコクモーターショー2026、前半7日間で41,778台を予約。トヨタが首位、中国EVが上位を席巻

バンコクモーターショー2026、前半7日間で41,778台を予約。トヨタが首位、中国EVが上位を席巻

第47回バンコクモーターショーの前半7日間で予約台数が41,778台に到達。トヨタが首位を守り、中国EVブランドがトップ10を席巻。燃料危機がEV人気の追い風に。

第47回バンコク国際モーターショーの前半7日間(3月23〜29日)の予約台数が41,778台に達した。トヨタが予約台数1位を維持し、2位にはMGが入った。中国系EVブランドがトップ10の多くを占めたことも注目される。

2025年のモーターショーは全期間(約12日間)で79,941台を記録した。2026年は半分の時点で41,778台だから、単純計算では前年を上回るペースだ。ただし2025年はBYDが9,819台でトヨタ(9,615台)を抜いて初の首位に立つという歴史的な結果だった。2026年はトヨタが首位を奪還した形になる。

予約上位には中国系EVブランドが多数名を連ねた。BYD、MG(上汽系)、Omoda & Jaecoo(奇瑞系)、NETAなどが積極的なキャンペーンを展開している。BYD ATTO 3はタイ組立で669,900バーツ(約333万円)からと攻めた価格設定だ。

一方で中国ブランドの急増はアフターサービスや中古車価値への不安も生んでいる。NETAは親会社が販売店を切り捨てるような50%オフを実施し、ディーラーが反発する事態も起きた。

トヨタは予約首位を守ったが、中国勢の低価格攻勢に対する危機感は強い。三菱はXFORCE HEVを89.9万バーツから投入し、ホンダはe:N2(142.9万バーツ)で日本メーカーのEV反撃を開始した。いすゞもD-MAX EVで電動ピックアップ市場に参入している。

今回のモーターショーは中東情勢による燃料危機と重なった。ディーゼルが6バーツ/L一斉値上げされる中で開催されたことで、EVへの関心が例年以上に高まった。来場者の中にはガソリン車からEVへの乗り換えを真剣に検討する層が増えたとみられる。

モーターショーは4月5日まで続く。後半の予約動向と最終結果に注目だ。