チェンマイを旅行中の19歳の若者がPM2.5による重症肺炎で入院した。チェンマイの医師が症例を公開し、北部のPM2.5が観光客の健康に深刻なリスクをもたらしていると警告している。
患者は北部を旅行中に呼吸困難を訴えて病院を受診。検査の結果、PM2.5の微粒子が原因とみられる重症の肺炎と診断された。19歳という若さで重症化した点が医療関係者を驚かせている。
チェンマイを含むタイ北部では42県でPM2.5が基準超過しており、北部では危険水準の211を記録した地点もある。チェンマイ県は「焼却絶対禁止」令を出して対策に乗り出しているが、被害は既に出ている。
PM2.5の粒子は直径2.5マイクロメートル以下と極めて小さく、肺の奥まで到達する。短期間の曝露でも基礎疾患がない若者でさえ重症化するリスクがあることを今回の症例は示している。
北部への旅行を予定している人は、PM2.5の数値を事前に確認し、N95マスクの携帯を強く勧める。屋外活動は空気質指数が「良好」の時間帯に限定すべきである。


