タイ農業協同省大臣のスリヤ・ジュンルンルアンキッ氏(Suriya Jungrungreangkit、นายสุริยะ จึงรุ่งเรืองกิจ)が5月24日午後10時頃、ウドンタニ県内のホテルでめまいを訴えて意識を失い、近くの病院に緊急搬送される事案が発生した。搬送後の医師による心肺蘇生(CPR)で意識を回復し、現在は「危機を脱した、安全な状態」と関係者が公表した。原因は過労によるとみられ、スリヤ氏は同日5月24日にウドンタニ県に到着、翌25日の地方視察のための準備会議を続けたあとホテルに戻ったところで体調を崩したとされる。タイ政府の閣僚の中でも農業政策の中核を担うスリヤ大臣の体調不良は、5/25午前の国民の関心を集めるニュースとなった。
5月24日午後10時、ホテルで「めまい+意識不明」
事案が起きたのは5月24日午後10時頃。スリヤ氏は同日にウドンタニ県内のホテルに宿泊しており、室内でめまいを訴えたあと意識を失った。同行していた関係者がすぐに緊急通報、病院へ救急搬送される事態となった。タイ閣僚クラスの政治家が突発的に意識を失う事案はそれ自体ニュース性が高く、本人の年齢や持病の有無、当夜の体調変化のプロセスについて関心が集まっている。
病院で医師がCPR救命、「現在は安全」
搬送先の病院では医師がただちに心肺蘇生(CPR)を実施。CPRが奏功し、スリヤ氏は意識を回復した。関係者は「危機は脱した、現在は安全な状態」と公表している。具体的な病名や心停止に至った医学的原因については、本記事執筆時点では病院・本人側からの正式発表はない。
原因は「過労」、ウドンタニ視察前夜の会議疲労が疑い
スリヤ氏の関係者の説明によると、体調不良の原因は「過労」が有力。同氏は5月24日にウドンタニ県に到着しており、翌5月25日に予定された地方視察に備えて、地元の関係者・スタッフを集めた準備会議を夜遅くまで行っていた。その会議の終了後にホテルに戻ったところで、体力的に蓄積していた疲労が一気に出て、めまいと意識喪失につながった可能性が高いとされる。
スリヤ氏は農業政策の中核閣僚
スリヤ・ジュンルンルアンキッ氏はタイ農業協同省大臣として、米・キャッサバ・ゴム・果物など主要農産物の政策、農地改革、農民支援、灌漑インフラといった広範な領域を担当する閣僚。タイ政府の中でも経済の根幹に関わる重要ポストにあり、地方視察の機会も多い。今回のウドンタニ視察も、東北部(イサーン)の農業現場の状況把握と、地元農家との対話を目的としたものだった。
5月25日ウドンタニ視察の調整、代行・延期・縮小の可能性
5月25日に予定されていたウドンタニ県内の視察と関連イベントについては、スリヤ大臣の体調回復を優先する形で、代行・延期・規模縮小のいずれかが検討される見通し。タイ政府からは正式な発表が出ていないが、農業協同省の幹部が代行を務めて重要日程をこなす形になる可能性が高い。本サイトでは続報として、スリヤ大臣の正式な健康状態の発表、視察予定の調整、地元農家への影響について伝えていく。
タイ政治家の過労による体調不良、繰り返される構図
タイ閣僚や有力政治家の体調不良で病院搬送に至る事案は、過去にも繰り返し報じられてきた。長時間の会議・移動・地方視察・国際出張が重なる激務に加え、年齢と慢性疾患の組み合わせで突発的な健康危機につながるケースが多い。スリヤ氏の今回の事案も、5月にウドンタニまで移動して翌日視察のための会議を遅くまで続けるというハードな日程の中で発生した。タイ政府関係者の働き方と健康管理について、改めて議論を呼ぶ可能性がある。
