パトゥムターニー県ラートルムケーオ地区の工場で4月9日夕方、大型機械に作業員が巻き込まれて死亡する労災事故が発生した。亡くなったのは同工場に勤務するワッタナーさん(46歳)である。
事故が発覚したのは午後6時30分ごろ。工場内を巡回中の警備員が、本来は稼働を終えているはずの機械がまだ動いていることに気づき、駆け寄ったところワッタナーさんが機械内部に挟まれた状態で発見された。警備員は直ちにスイッチを切って機械を停止させ、上司と警察に通報した。
現場にはポーテックトゥン財団の救助隊が切断・拡張器具を持って駆けつけたが、ワッタナーさんはすでに死亡が確認されていた。工場の製造エリア内にある大型機械の中から遺体が収容された。
工場内の防犯カメラの映像を確認したところ、事故直前にワッタナーさんが機械の前で一人きりで作業していた姿が記録されていた。突然体が機械に引き込まれたが、周囲に他の作業員はおらず、すぐに救助できる状況ではなかったという。
この工場はプラスチック製品の製造・販売を手がけており、家電用のプラスチック部品や自動車・バイクの部品、カメラ用マグネシウム部品などを生産している。射出成形から塗装、印刷、組み立てまで一貫した製造体制を持つ。警察は防犯カメラの映像や現場の状況を記録し、事故の詳しい原因を調べている。