4月7日朝、チェンマイの大気汚染が再び深刻化し、IQAirの世界都市ランキングで「最も空気が汚い都市」の1位に返り咲いた。午前6〜7時の測定で米国基準AQIは209、最も深刻な「紫」レベルに達している。
PM2.5濃度は137マイクログラム/立方メートル。WHOの年間基準値(15マイクログラム)の9倍、タイ国内基準(37.5マイクログラム)の3.6倍という数値だ。最も汚染がひどかったのはメーチェム郡で、周辺では17か所の熱源が確認された。
チェンマイは3月29日にAQI263で世界1位を記録し、4月2日にもAQI231で2位につけた。その後いったん順位を下げたものの、再び悪化して1位に戻った形だ。すでに全国50県でPM2.5が基準を超え、北部3県17郡は「災害指定」を受けている。
原因は山火事と野焼きだ。ドイステープでも100ライが焼失し、衛星はタイ全土で1日5,083か所の熱源を検知している。盆地地形のチェンマイは煙が滞留しやすく、無風の朝に数値が跳ね上がるパターンが繰り返されている。
ソンクラン(4月13日〜)を控え、チェンマイへの旅行を予定している人は要注意である。すでにホテル予約は前年比で半減しており、PM2.5と燃料高のダブルパンチが観光業を直撃中だ。渡航する場合はN95マスクの持参と、屋外活動の時間帯を昼以降にずらすことを勧める。


