内務省のアリシット・サムパンタラット副大臣は4月4日正午、タイ北部の3県17郡を山火事・煙害・PM2.5による災害地域に正式指定したと発表した。これにより各県知事は緊急予算を使って住民支援に動けるようになる。
【続報】北部3県17郡がPM2.5と山火事の「災害指定」、知事に緊急予算権限
内務省が4月4日正午、チェンマイ・ラムプーン・パヤオの3県17郡を山火事とPM2.5による災害地域に指定した。各県知事に緊急予算の執行権限が付与された。
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タイ・バンコク発日本語メディア
内務省のアリシット・サムパンタラット副大臣は4月4日正午、タイ北部の3県17郡を山火事・煙害・PM2.5による災害地域に正式指定したと発表した。これにより各県知事は緊急予算を使って住民支援に動けるようになる。
指定されたのはチェンマイ県の7郡(ホート、サムーン、ドーイサケット、チェンダーオ、メーワーン、メーテーン、メーリム)、パヤオ県の9郡(ムアンパヤオ、ジュン、チェンカム、チェンムアン、ドークカムタイ、ポン、メージャイ、プーサン、プーカムヤオ)、ラムプーン県のリー郡の計17郡である。
チェンマイのPM2.5が9日連続で世界最悪圏に入り、パーイでは352マイクログラムの危機的数値を記録するなか、政府はようやく公式の災害指定に踏み切った。災害指定は単なる宣言にとどまらず、知事が中央政府への申請なしに緊急予算を執行できる法的根拠を与える。
注目すべきはパヤオ県の9郡が含まれた点だ。チェンマイのPM2.5は連日報じられてきたが、パヤオは比較的注目度が低かった。17郡中9郡をパヤオが占めており、北部の大気汚染がチェンマイだけの問題ではないことが数字に表れている。
90万ライが焼け野原になったチェンマイをはじめ、北部の山火事は暑季のピークを迎えるなか収束の兆しがない。災害指定を受けた17郡の住民にとっては、マスク配布や医療支援、避難所の設置などの具体的な支援が期待される。ソンクラーン連休で北部を訪れる予定がある場合は、最新の大気質情報を確認しておきたい。
公害防止局の最新データでPM2.5基準超えの県が31から37に拡大した。パーイ郡で352.2μg/m³を記録し、WHO基準の23倍以上。向こう7日間はさらに悪化の見通しで、北部旅行者はN95マスクと外出控えが推奨されている。
4/3
気象チェンマイの大気汚染が9日連続で深刻な水準を記録し、チェンダオ郡ではAQI 471と計器振り切りに近い数値に達した。政府は人工降雨用の航空機5機を緊急投入し、上空からの粉塵除去に乗り出した。
4/2
気象チェンマイが盆地の逆転層で大気が閉じ込められ「蓋をされた街」に。AQIは205で世界最悪級。森林火災で90万ライ(東京都の7割)が焼失し、4月中旬まで改善の見込みなし。
4/1
タイ気象局が5/10 17時に不安定気象警報最終号(11号)発表。北部70%・南部にも雷雨と突風、5/11も継続。中国冷気団がNEとSCSに張り出し、湿気で北部の雨継続。突発洪水・山地鉄砲水に警戒、農家・観光客への影響注視。