公害防止局が4月3日に発表した大気汚染データによると、PM2.5が基準値を超えた県は前回の31県から37県に拡大した。全国の観測値は12.5〜352.2μg/m³で、24時間平均の基準値37.5μg/m³を大幅に上回る地域が広がっている。
最も深刻なのは引き続きメーホンソン県パーイ郡で、352.2μg/m³を記録した。WHO基準の15μg/m³の実に23倍以上、タイ基準の約9.4倍に当たる数値だ。北部と東北部が特に深刻で、チェンライ、チェンマイ、ナーン、パヤオ、ラムプーン、ラムパーン、プレー、ウタラディット、スコータイ、ピサヌローク、ターク県などで危険レベルが続いている。
チェンマイでは人工降雨機5機が投入されるなど対策が進んでいるが、向こう7日間はさらに悪化する見通しだと公害防止局は警告している。乾季のピークで山火事が相次ぎ、90万ライ以上が焼け野原になった北部では、煙が盆地に溜まり続ける状態が解消されていない。
チェンマイやパーイを4月に訪れる予定がある旅行者は、大気汚染の状況を毎日確認したほうがよい。N95マスクの着用が推奨されており、外出を控えるべきレベルの地域が複数ある。今年の北部タイの大気汚染は過去最悪級の状況が続いている。

