3月23日から4月5日まで開催されたバンコク・モーターショー2026(第47回)が閉幕し、BYDが全ブランドで予約首位に立った。BYD単独で17,354台、傘下のDENZAを含めると18,057台を記録した。
モデル別ではATTO3が3,565台でBYD内トップ。続いてDolphinが3,250台、プラグインハイブリッドのSeal Lion 6 D-Miが2,406台と続いた。ATTO3とDolphinの2台が「定番」として安定した人気を見せた形だ。
前半7日間の全体予約が41,778台だった時点ではトヨタが首位だったが、後半にBYDが逆転した。全体では10万台に迫る勢いで、BYDはその約2割を占めた計算になる。
ディーゼル価格が50バーツを突破するなか、EVへの乗り換え需要が追い風になった。中国勢ではOMODA & JAECOO、GEELY、MGも健闘したが、BYDの独走を崩すには至らなかった。予約の70%が中国車という今回のショーを象徴する結果だ。
日本勢ではマツダが6eの3,062台を含む4,889台を記録しEVで存在感を示したが、BYDのATTO3単独にも及ばなかった。燃料危機がEVシフトを一気に加速させた今年のモーターショーは、タイの自動車市場の転換点として記憶されることになりそうだ。


