3月31日午前5時から、タイのディーゼル燃料価格が1リットルあたり1.80バーツ引き上げられる。燃料危機が続くなかでの追加値上げとなる。
3月30日時点のディーゼルB7価格は38.94バーツ/Lであり、今回の値上げで約40.74バーツ/Lとなる見込みだ。
中東情勢の長期化による原油価格の高止まりが背景にある。アヌティン首相はイランとのホルムズ海峡安全航行合意を発表したが、供給ルートの安定にはなお時間がかかるとみられる。
タイ工業連盟は物価8〜10%上昇、輸送費20〜25%増は不可避と警告している。ディーゼルの追加値上げは物流コストをさらに押し上げ、食品や日用品の価格にも波及する。陸運局は既にバス運賃の値上げ検討を表明している。
4月1日からは交通違反の即時取締りも始まる。燃料費増と罰金リスクの二重負担が、ドライバーにのしかかる月替わりとなる。



