タイ気象庁は4月19日、夏の嵐警報を第10号に更新した。「本日(19日)が最も激しくなる」と明言、4月20日まで影響が続く見通しだ。東北部と東部を中心に雷雨、突風、雹、大雨、雷撃の恐れがあり、49県が対象に指定された。バンコクも影響圏に含まれている。
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気象庁の発表(第10号、29/2569)によると、東北部、東部、上部タイ湾に南風と南東風が水蒸気を運び込み、これにタイ上空の酷暑が重なって大気が不安定化している。昨日(18日)時点の第8号で49県に警戒が出ていたが、今回の第10号で「本日がピーク」と強調された形だ。
気象庁は住民に対し、開けた場所や大きな木の下、頑丈でない建造物・看板の近くに留まらないよう呼びかけている。農家には果樹の補強と、農作物・家畜への被害防止を求めた。天候の変化が激しい時期であり、健康管理にも注意が必要とした。
昨日4月18日にはドイ・アンカーンが雹嵐で雪のような白い風景になり、カオコーでも20分超の雹嵐でキャベツ畑が壊滅、さらにコラート駅ではプラットフォーム屋根140mが崩壊する被害があった。19日はさらに激しい嵐が広範囲を襲うとみられる。
バンコクが影響圏に入ったことで、日中の外出や屋外イベントは慎重な判断が求められる。都心の古い建物や工事現場、看板周辺は特に要注意である。天候情報はタイ気象庁(tmd.go.th)や電話(1182)で24時間確認できる。
北部のPM2.5危機と重なるなか、雨は煙霧の一時的な軽減にも作用するが、局所的な強風と雹の被害は逃れられない。4月20日以降の天候推移にも注意したい。