タイ気象局は、5月29日のタイ全土で雨が広がるとの予報を出した。54県でエリアの60〜70%にあたる範囲が雨になる見込みで、南西モンスーンがやや強まってアンダマン海とタイ、タイ湾を覆っている。各地で雨が増え、南部の西海岸では非常に激しい雨が降る所もあるとしている。バンコク首都圏でも、午後から夕方にかけて激しい雨が予想されている。
バンコク首都圏は午後から夕方に雷雨
バンコクと周辺では、エリアの60%で雷雨が見込まれ、一部で激しい雨が降るとされる。特に降りやすいのは午後から夕方にかけての時間帯である。最低気温は26〜27度、最高気温は33〜37度の予想で、蒸し暑さと急な雨が重なる一日になりそうだ。
通勤や移動の時間帯に強い雨が重なると、道路の冠水や渋滞につながりやすい。外出の際は雨具を用意し、時間に余裕を持っておきたい。
北部や南部の西海岸でも激しい雨
北部でもエリアの60%で雷雨が予想され、メーホンソンやチェンマイ、ナーン、ピサヌロークをはじめとする各県で、激しい雨が降る所がある。最低気温は22〜25度、最高気温は35〜38度となっている。
特に雨が強まるとみられるのが、南部の西海岸である。南西モンスーンの影響をまともに受けるため、非常に激しい雨に注意が必要とされる。東北部や中部、東部でも、雨の範囲が広がる見込みだ。
雨季の到来と南西モンスーン
タイの雨季は、南西モンスーンが吹き込むこの時期から本格化する。湿った空気がアンダマン海側から流れ込み、午後を中心に雷雨や激しい雨をもたらす。今回のように全国の広い範囲で雨が降るのは、まさに雨季らしい天気である。
短時間に強く降る雨は、道路の冠水や視界の悪化を招きやすい。山間部では地滑り、都市部では排水が追いつかずに道路が冠水するおそれもある。気象局は今後の雨の状況に注意するよう呼びかけている。