タイ気象局は、6月28日から7月3日にかけて全国的に雨が強まるとして、大雨への警戒を呼びかけた。特に東部と南部のアンダマン海側(西海岸)では、まとまった雨による洪水や浸水の恐れがあるとして注意を促している。バンコクと近郊でも約6割の地域で雷雨が予想され、本格的な雨季の到来を実感させる空模様となりそうだ。
東部と南部西海岸で大雨の恐れ
気象局によると、モンスーンの谷がタイ上空を移動し、南西モンスーンが強まることで、全国的に雨量が増える見込みだ。中でも東部と、プーケットやクラビーなどがある南部のアンダマン海側では、断続的な大雨が積み重なり、特に山すそや低地、水路沿いで鉄砲水や浸水が起きやすいとしている。
バンコクも6割の地域で雷雨
バンコクと周辺地域でも、対象期間中はおおむね6割の地域で雷雨が予想される。短時間の強い雨による道路の冠水などに注意が必要だ。タイでは雨季に入ると、午後から夕方にかけて局地的な激しい雨が降ることが多く、移動の足が乱れやすくなる。
アンダマン海は高波、船舶やマリン活動に注意
海の状況も荒れ模様となる。アンダマン海北部では波の高さが約2メートルに達し、雷雨を伴う海域では2メートルを超えると予想されている。南部やタイランド湾北部でも1〜2メートルの波が立つ見込みだ。気象局は期間中、すべての船舶に慎重な航行と雷雲への接近回避を呼びかけている。
ダイビングやアイランドホッピングなど海のアクティビティを予定している場合は、現地の天候や船の運航情報を事前に確認しておきたい。最新の気象情報を取り入れて、旅行や移動の計画に余裕を持たせておくのが安心だ。