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ファストフードが10%値上げ バイクタクシーは30%上昇の見通し

ファストフードが約10%の値上げ見通し。バイクタクシーは30%の運賃上昇が見込まれる。統制品の対象外分野で燃料危機の影響が表面化している。

燃料危機の影響がタイの日常生活の隅々にまで広がっている。ファストフードチェーンが約10%の値上げに踏み切る見通しで、バイクタクシーの運賃は30%上昇する可能性があることが明らかになった。

ファストフード各社は原材料の輸送コスト上昇と食用油の価格高騰を理由に挙げている。タイではKFC、マクドナルド、バーガーキングなどの外資チェーンに加え、チェスターズグリルやS&Pといった国内チェーンも展開しており、値上げ幅は業態によって異なるが、平均で10%程度になるとみられている。

バイクタクシー(ウィンモーターサイ)の運賃上昇はさらに深刻だ。バンコクの路地裏の移動手段として欠かせないバイクタクシーは、ガソリン価格の影響を直接受ける。現在の初乗り25〜30バーツが30%上がれば、短距離でも40バーツ近くになる計算だ。

これらの値上げは、政府が統制品を71品目に拡大する方針を打ち出した直後のタイミングだ。ファストフードやバイクタクシーは統制品の対象外であるため、事業者の判断で価格を変更できる。政府の物価対策が一部の品目に限定される中、統制対象外の分野で値上げが進む構図だ。

在タイ日本人にとって、バイクタクシーとファストフードは日常的に利用する機会が多い。特にバンコクのBTSやMRT駅から自宅やオフィスまでの「ラストマイル」をバイクタクシーに頼る人は多く、運賃上昇は通勤コストに直結する。