三菱自動車が、かつての人気SUV「パジェロ」を、3つのモデルからなる「パジェロ・シリーズ」として復活させる方針を明らかにした。加藤隆雄社長が5月29日に発表した中長期の事業計画の一環で、2032年3月までに新型車13車種を投入し、そのうち3車種をパジェロ・シリーズが占めるという。
パジェロが「3モデルのシリーズ」で復活
パジェロは三菱(スリーダイヤ)の看板車種として長年親しまれ、世界での累計販売は300万台を超える。派生車のパジェロ・スポーツも広く知られる。今回、パジェロの名は1車種だけでなく、3つのモデルからなるシリーズとして戻ってくる。三菱は「際立つ商品で『三菱らしさ』の土台を築く」とし、環境性能なども備えるとしている。
2032年3月までに13車種を投入
パジェロ・シリーズは、三菱が打ち出した新しい事業計画の中核に位置づけられる。同社は2032年3月までに新型車13車種を発売する計画で、そのうちの3車種がパジェロ・シリーズだ。SUVを軸に商品力を高め、ブランドの個性を前面に出す狙いがある。
タイ市場でも主力のパジェロ・スポーツ
三菱はタイに大きな生産拠点を持ち、パジェロ・スポーツはタイ市場の主力SUVの一つだ。タイでは2026年9月に新型パジェロをタイ生産で発売する計画も伝えられており(関連記事:三菱パジェロが全面刷新、2026年9月にタイ生産で発売へ)、今回のシリーズ構想はその先の展開を示すものといえる。
日本でも復活が注目される名車
パジェロは日本では一度販売を終えた経緯があり、その名の復活は往年のファンの注目も集めそうだ。本格的なオフロード性能で知られたパジェロが、環境性能も取り入れた3モデルのシリーズとしてどう生まれ変わるのか。今後の具体的な車種やタイ市場への投入時期が焦点となる。






