タイの大手映画スタジオGDH 559と海外セールスを担うBASKが2026年4月28日、ドラマ映画『GOHAN』(タイ題: โกฮัง..หัวใจโกโฮม)を日本を含む40を超える地域で追加上映することを公式Xで発表した。各地域の公開日時はそれぞれ近日中にアップデートされる予定で、現時点では「公開予定地域のリスト」までが正式に発表された段階だ。
タイ国内ではすでに2026年4月2日に公開されており、興行と口コミの両方で好調な滑り出しと言われている。今回の発表で、東アジア・欧州・旧ソ連圏・ラテンアメリカと一気に商圏を広げる構図になった。
公開先は地域別に大きく5ブロックに分かれる。東アジアは日本・香港・マカオ。北欧はスウェーデン・ノルウェー・デンマーク・アイスランド・フィンランド。中欧/西欧はドイツ・スイス・リヒテンシュタイン・オーストリア。旧ソ連圏はアルメニア・アゼルバイジャン・ベラルーシ・ジョージア・モルドバ・カザフスタン・キルギス・ロシア・タジキスタン・トルクメニスタン。ラテンアメリカはアルゼンチン・ベリーズ・ボリビア・ブラジル・チリ・コロンビア・コスタリカ・キューバ・ドミニカ共和国・エクアドル・エルサルバドル・グアテマラ・ガイアナ・ホンジュラス・メキシコ・ニカラグア・パナマ・パラグアイ・ペルー・ウルグアイ・ベネズエラに加え、「その他ラテンアメリカ各地」と続く。
物語はピンク色の鼻をした白い迷い犬「ゴーハン」が3人の飼い主と出会い、それぞれの人生を一緒に歩んでいくドラマで、出演はタイ・日本・ミャンマーの3カ国の俳優で構成されている。日本との結びつきが物語の軸の一つに据えられている点も、日本配給を後押ししたと見ていい。
監督はChayanop Boonprakob、Nattawut Poonpiriya、Atta Hemwadeeの3名。GDH 559はタイ映画の海外展開で実績を重ねてきた老舗スタジオで、ヨーロッパ・旧ソ連圏・ラテンアメリカへの本格展開は今回の『GOHAN』が一段と踏み込んだ形と言える。
日本での具体的な公開日や配給会社、字幕/吹替の扱いはまだ発表されていない。タイ国内では「号泣必至」「劇場でハンカチが要る」というSNSの声が広がっており、犬好き・ヒューマンドラマ好きの層を中心に日本でも熱を持って迎えられる可能性は高い。続報の公開日確定を待ちたい。