タイ観光庁(TAT)は、2026年のAmazing Thailand AmbassadorとなったリサBLACKPINKを起用した観光キャンペーン「Amazing Thailand: Feel All the Feelings」を展開中だ。リサが映像広告の中で訪れた12のランドマークを「聖地」として公開し、ファンの巡礼旅行を促す仕組み。タイ国内向けには5スタイルの特別記念品が当たる抽選企画も用意されている。
リサ(本名ラリサ・マノバン)はタイ・ブリラム県出身。BLACKPINKのメンバーとして世界的に活動しながら、母国タイの文化と観光業を世界に発信する役割を継続しており、TATは2026年の観光大使として正式に起用した。彼女が映像広告に登場する「feel all the feelings」シリーズは、タイの食、ファッション、寺院文化、地方の手仕事を一連の感情体験として提示する構成で、若年層のSNS拡散と相性がよい。
12ランドマーク巡礼の中身は、バンコクのワットアルン(暁の寺)、アユタヤの寺院群、タイ北部・南部の文化スポットなど、リサが映像内で訪れた象徴的な場所が選ばれている。TATは公式マップを公開し、訪問者が同じ場所で同じ衣装の写真を撮って投稿する形式の二次拡散を狙う。
タイ国内のファン向けには、リサの映像広告にちなんだ5スタイルの特別記念品が当たる抽選企画が並走している。具体的なアイテムや配布数の詳細は本記事の元情報では限定的だが、巡礼写真や特定ハッシュタグでの投稿が応募条件に含まれており、SNSでの発信を直接報酬と結びつける設計だ。
タイ国内のファッション業界やコミュニティアイテムも、リサの広告ビジュアルに採用されることで二次的な恩恵を受けている。タイ人デザイナーやローカルブランドの商品が映像と写真の中で繰り返し登場することで、ASEAN以外の市場へも波及する見込み。日本人読者の感覚では「観光大使にBLACKPINKメンバーを正式起用」する規模感に驚くが、タイの場合は世界的アイドルが本国出身という強みを国家観光戦略にしっかり組み込んでおり、5月までのキャンペーン期間中は写真スポットと抽選企画の両輪で動く。