東京都調布市発の人気餃子チェーン「肉汁餃子のダンダダン」を展開する株式会社NATTY SWANKYホールディングスが、タイ初の海外店舗を2026年7月下旬にバンコクに開くと発表した。出店先はスクンビット通り沿いに建設中の大型複合施設「CLOUD 11」で、店舗名は「肉汁餃子のダンダダン CLOUD11 Bangkok(予定)」となる。
店舗住所は「888 Sukhumvit Road, Phra Khanong, Bangkok 10260」で、店舗面積は100平方メートル(33坪)。CLOUD 11内の駅直結の飲食専門エリアに入る計画で、オフィスワーカーや若年層が気軽に立ち寄れる立地を重視した。
CLOUD 11は、タイ大手ディベロッパーMQDC(Magnolia Quality Development Corporation、DTGOグループ)がKinnest Group と共同開発する大型複合施設で、敷地面積27ライ(約4.3万平方メートル)、延床254,000平方メートル。オフィス・レジデンス・コマーシャルを一体化させたデジタルクリエイター向けエコシステムを掲げ、設計はノルウェーの建築事務所Snøhetta が担当する。日本の飲食ブランドが同施設をタイ進出の拠点に選ぶ流れは広がりつつある。
ダンダダンは2011年1月に調布市で1号店を開業。「肉汁焼餃子」を軸に、生ビールとの組み合わせで「餃子酒場」というジャンルを切り開いてきた。2025年1月時点で直営105店舗、FC37店舗の計142店舗を国内展開しており、初の海外店舗としてタイを選んだ形になる。
タイの餃子市場は、ローカル屋台のキアオ(タイ風餃子)、日系の点心・中華系餃子チェーン、各種日本食レストランの餃子サイドメニューなど、多彩なプレイヤーが共存する。ダンダダンの強みは「焼き目をしっかり付けた肉汁餃子」と「ビールと合わせる酒場感」で、日本のローカル店を再現した空間をそのまま持ち込む戦略となる。
同社はリリースで「タイのお客様と文化に寄り添い」と表現しており、メニューには現地の食文化に合わせた調整も検討する構えだ。価格帯や具体メニューは開業前に追って公表される見込みで、現地のオフィスランチ需要や夜の酒場需要にどう刺さるかが注目される。
タイ駐在の日本人にとっても、スクンビット南側のプラカノン〜ウドムスク方面に「肉汁餃子と生ビール」で帰れる店が増えるのは嬉しいニュースになる。CLOUD 11 自体が大型複合施設として2025年末以降に段階開業しており、施設全体の集客動線とあわせて2026年7月の開業がどう立ち上がるかが見どころだ。





