ソンクラン連休にもかかわらず、ブリーラム県の人気観光地カオクラドーン(火山)はほぼ無人だった。気温41度の猛暑と燃料高のダブルパンチが観光客の足を止めている。
「毎年この時期は観光客であふれるのに、今年は本当に静か」と土産物店の店主は嘆く。売上は例年の数分の一にまで落ち込み、食べ物を準備しても売れ残る日が続いているという。
原因は明確である。ディーゼル価格の高騰でバンコクからの車移動コストが倍増し、帰省すら諦める人が続出している。41度を超える猛暑も屋外観光を敬遠させる要因だ。
先に報じた世論調査では「自宅待機」が最多だったが、その数字が現実の風景として目の前に広がっている。金を質入れして帰省した人がいた同じブリーラム県で、観光地は閑古鳥が鳴いている。
地方経済にとってソンクランは年間最大の稼ぎ時のひとつである。燃料危機が地方の観光収入を直撃する構図は、連休後半にかけてさらに鮮明になりそうだ。




