エネルギー政策管理委員会(EPPO)が4月7日、ディーゼルB7とB20の精製時の卸売価格を1リットルあたり2バーツ引き下げる決定を下した。ただし、ガソリンスタンドでの小売価格にすぐに反映されるわけではない。
委員会は3月の精製コストを分析した結果、2バーツの引き下げが可能と判断した。4月第1週のデータも加味して、追加的な引き下げが可能かを検討する。小売価格への反映には、まず官報への掲載が必要で、早ければ翌8日に手続きが完了する見込みである。その後、石油基金管理委員会がガソリンスタンドでの価格引き下げ幅を決定する。
ディーゼルが50バーツの大台を突破して以来、政府は製油所の精製マージンが異常に高いと批判してきた。今回の措置は、その精製マージンに直接メスを入れた形となる。
2バーツの引き下げが小売価格にそのまま反映されるかは不透明である。石油基金の赤字補填に充てられる可能性もあり、消費者がスタンドで実感できる値下げ幅は限定的かもしれない。それでも、ガソリンスタンドの夜間営業停止や7品目の価格統制に続く追加策として、燃料価格の安定化に向けた一歩ではある。