チェンマイ市がIQAirの世界都市大気汚染ランキングで1位になった。3月29日午前9時時点の米国基準AQIは213、PM2.5濃度は137.9マイクログラム/立方メートルで、WHOの年間推奨基準値の27.6倍に達している。
PM2.5の基準超過は6日連続で、紫色レベル(健康に重大な影響)が続いている。ドイスステープ山は濃い煙霧に覆われ、ワットプラタートドイステープやワットプラタートドイカムなど主要寺院の姿が見えなくなっている。
チェンマイ大学の気候変動データセンターの観測も同様の数値を示しており、市内の複数観測点で基準を大幅に超過している。一部の観測点ではPM2.5が857マイクログラム/立方メートルという極端な数値を記録した地点もある。
3月28日には37県でPM2.5が基準超過と報じたが、チェンマイはさらに悪化した。チェンマイ選出の議員は北部への「災害宣言」を求めており、事態は日に日に深刻さを増している。
3月から4月にかけてはタイ北部の焼畑・野焼きシーズンにあたり、毎年この時期に大気汚染が悪化する。チェンマイへの旅行を予定している人はN95マスクの携帯と、屋外活動の制限を検討すべきだ。
