タイのエネルギー政策計画事務局(EPPO)が、3月27日時点の燃料小売価格を公表した。主要5系列のガソリンスタンドのデータが並んでおり、業界最大手のPTTで見るとガソホール95が1リットルあたり41.05バーツ、E20が36.05バーツ、E85が32.79バーツ、ガソホール91が40.68バーツとなっている。日本円に直すとガソホール95はおおむね1リットル190円弱、E85は150円ほどだ。
タイのガソリンスタンドは国営系のPTT、バンチャック、PT、外資のカルテックスとシェルがほぼ同価格帯で並ぶのが恒例で、今回もPTTを基準にバンチャック、PT、カルテックスが横並びで動いている。シェルはやや高めの設定にすることが多く、価格差は1リットルあたり数十サタン程度に収まる。タイで車に乗っていると、なんとなく「シェルはちょっと高い」という感覚を持つ人は多いはずだ。
タイの燃料価格はバーツ建てだが、原油は当然ドル建てで輸入される。為替と国際原油価格の二本立てで日々ぶれるため、こうした小売価格は基本的に毎日更新される性質のものだ。EPPOが5系列分をまとめて公表しているおかげで、ドライバーは安いスタンドを選びやすい仕組みになっている。
ガソホール95が41バーツ台というのは、ピックアップトラックや原付バイクに乗る人たちにとっては地味に効く水準だ。日本のレギュラーガソリンが170円前後で揺れている感覚に近く、給油のたびに金額を見て小さく息をつくドライバーは少なくないだろう。
