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タイの自動車生産が2月に3.43%回復、輸出用乗用車は22%増・BEVも62%増

経済出典:Kaohoon2026/03/27 08:00

タイの2月自動車生産は11万7,952台で前年比3.43%増。輸出用乗用車が22.83%急増し、BEV生産も62%伸長した。クルンシー証券はSTANLYを配当利回り10%の自動車セクター推奨銘柄に選定。

タイの自動車産業が回復の兆しを見せている。2026年2月の生産台数は11万7,952台で、前年同月比3.43%増となった。輸出が牽引役だ。

内訳を見ると、輸出向け乗用車の生産が前年比22.83%急増した。国内向け1トンピックアップトラックの販売も55.98%増と大きく伸びた。ピックアップはタイの自動車生産の約66%を占める主力セグメントだ。2月の輸出台数は8万1,195台で、前月比39%増。

2026年1〜2月の累計生産は23万6,338台で、前年同期比6.87%増。年間目標150万台の16%に達している。EV(BEV)の生産台数は2月までに6,317台で、前年比62%増。全体の3%とまだ小規模だが、成長率は突出している。

クルンシー証券は自動車セクターのトップピックとしてSTANLY(タイ・スタンレー電気)を推奨した。自動車・バイク向け照明で多角的な製品ラインを持ち、ネットキャッシュのポジションで財務が堅固。配当利回りは約10%と高水準だ。

ただし国内需要は融資審査の厳格化で圧迫されており、中東紛争の長期化も輸出にリスクをもたらす。燃料危機が長引けば物流コストが上昇し、自動車産業の回復にもブレーキがかかりかねない。