タイの民家に体長4メートルのキングコブラ2匹が侵入し、家の中で格闘する騒ぎがあった。住民はパニックに陥りレスキュー隊を呼んだ。
キングコブラは世界最大の毒蛇で、タイの農村部や森林に近い住宅地に出没する。体長は通常3〜4メートルだが、最大6メートルに達する個体もいる。一噛みの毒量は大量で、象を殺すこともできるとされる。
2匹のキングコブラが同時に家に入るのは珍しい。繁殖期の3〜4月にオス同士がメスをめぐって格闘することがあり、そのまま民家に入り込んだとみられる。
日本ではマムシやハブが民家に出ることはあるが、4メートルのコブラが家の中で格闘する状況は想像を超える。タイではレスキュー隊(กู้ภัย)が蛇の捕獲に日常的に出動しており、年間数万件の通報がある。
タイ在住の日本人がマンション住まいなら蛇のリスクは低いが、一戸建てや郊外の住宅では蛇の侵入に注意が必要だ。特に雨季の前(3〜5月)は蛇が活発になる時期で、窓や排水口の隙間を塞ぐことが推奨される。