タイ中部チャチューンサオ県で、ミャンマー人の出稼ぎ労働者3人が銃で撃たれて死亡し、別の1人が重傷を負った。警察によると、撃ったのは地元の村の自警団員で、本人は正当防衛だったと主張しているという。多くのミャンマー人が働くタイで、痛ましい銃撃事件が起きた。
事件が起きたのは6月27日の夜遅く、チャチューンサオ県パノムサーラカーム郡コーカヌン地区のバンノンナムダムという集落。午後11時半ごろ、銃撃があったとの通報を受けて警察が駆けつけたところ、複数の遺体が見つかった。
警察の調べによると、ミャンマー人労働者と村の自警団員との間で何らかのいさかいがあり、銃撃に発展したとみられる。この銃撃で、ミャンマー人3人が死亡し、もう1人が重傷を負った。撃った自警団員は、正当防衛だったと説明しているという。
現時点で、いさかいの原因や銃撃に至った詳しい経緯は明らかになっていない。警察が、自警団員の説明の信ぴょう性も含めて、事件の状況を慎重に調べている。
タイには、建設や農業、工場などの現場で多くのミャンマー人が働いている。今回のように、地元住民とのトラブルが深刻な暴力に発展する事件は、外国人労働者をめぐる安全の課題を改めて突きつけている。