バンコク中心部のシーロムで6月27日、ベトナム人の女性がカッターナイフで襲われ、けがをした。襲った人物は「太った人が嫌いだ」という趣旨の供述をしたと報じられており、はっきりした動機の見えない通り魔的な事件として波紋を広げている。オフィスや商業施設が集まる繁華街での出来事だった。
警察によると、事件が起きたのは6月27日午前11時半ごろ、シーロム・ソイ5のコンビニ(セブンイレブン)の前。店長から人が刃物で襲われたと通報を受け、トゥンマハメク警察署の警察官が現場に駆けつけた。被害に遭ったのはベトナム人の女性で、カッターナイフで切りつけられて負傷した。
報道によると、容疑者は「太った人が嫌い」という趣旨の説明をしたとされる。明確な恨みや動機が見当たらない無差別的な襲撃とみられ、警察が詳しい経緯や容疑者の状態を調べている。
シーロムは、バンコクでもオフィスや飲食店、観光客が行き交う中心部の一つだ。日中の人通りの多い場所で突然の襲撃が起きたことに、周辺では不安の声も上がっている。
タイでも、こうした動機のはっきりしない無差別的な事件はまれに起きる。その後、警察はタイ人の男を逮捕した。動機は体形に関するものだったとされ、詳しい経緯の解明が進められている。
