タイの観光都市パタヤの市長選挙が6月28日に投票され、即日開票された。開票作業では、現職のプラメート・ガームピチェット氏(「ビア市長」の愛称で知られる)が、革新系野党の挑戦者を大きく引き離し、再選に向けて優位に立っている。日本人観光客も多く集まる人気リゾート都市の市政トップを、現職が守る情勢となっている。
午後6時40分時点で現職が大差
khaosodなどによると、投票は午後5時に締め切られ、各投票所で開票が進められた。28日午後6時40分時点の集計では、現職のプラメート氏(地域政党「我らパタヤを愛する会」)が9,062票を獲得。革新系の国民党から立候補したイッティワット・ワッタナサートサトーン氏の5,168票を上回った。
報道によると、市内113の投票区のほぼすべてでプラメート氏がリードしており、再選が確実な情勢だという。
革新系「国民党」の浸透ならず
今回の選挙は、全国的に勢いを見せる革新系の国民党(解散した前進党の流れをくむ)が、保守的とされるパタヤの市政に食い込めるかが焦点の一つだった。しかし、地域に根ざした現職の壁は厚く、「オレンジ」の旋風はパタヤでは届かなかった形だ。
日本人にもなじみのパタヤ市政
パタヤはバンコクの東、車で約2時間の海沿いに位置し、年間を通じて世界中から観光客が訪れる。日本人にとってもなじみの深いリゾート都市であり、その市政を担うトップが、引き続き現職に委ねられる見通しとなった。