タイ北部メーホンソン県のクンユアム郡で6月1日午前、国道108号に大きな岩が崩れ落ち、道路が完全にふさがれた。落石は午前9時20分ごろに発生し、現場では車が足止めされ、渋滞が延びている。メーホンソン県の道路管区を統括するヨートペット氏のもとに、岩が路面をふさいだとの報告が入った。北部では雨季の大雨が続いており、山あいの道路で土砂災害が起きやすい状況になっている。
クンユアム郡で起きた落石
落石が起きたのは、メーホンソン県クンユアム郡を通る国道108号の区間である。6月1日午前9時20分ごろ、大きな岩が斜面から崩れ落ち、道路を完全にふさいだ。岩にふさがれて通行できなくなった車が現場にたまり、渋滞が延びている。県の道路管区は岩の撤去に向けて対応に動いているとみられる。山が迫る片側斜面の道路では、まとまった雨のあとに岩や土砂が緩み、こうした落石が起きやすい。崩れ落ちた岩は大きく、撤去には重機が必要になるとみられ、通行の再開までには時間がかかる可能性がある。
雨季に弱い北部の山岳道路
タイ北部は5月以降、南西モンスーンによる大雨が続いており、気象当局は土砂災害や鉄砲水への警戒を呼びかけてきた。地盤に水がしみ込むと斜面の岩や土が緩み、山道では落石や土砂崩れのリスクが高まる。メーホンソン県は険しい山々に囲まれ、主要道路の多くが谷や斜面を縫うように走っているため、雨季には道路の寸断が起きやすい地域として知られる。今回のような落石は、通行止めや迂回を強いるだけでなく、走行中の車を直撃する危険もはらむ。



