タイのパタヤで、配車アプリで呼んだ車の運転手から乗車中にセクハラを受け、降車後もホテルまで追いかけられたとして、27歳の女性が被害を訴えている。女性は動画を投稿して経緯を明かし、配車アプリの安全対策の強化を求めた。すでにパタヤ市警察に被害を届け出ている。
友人が降りた後、運転手の態度が一変したと訴え
「メイ」と名乗る女性の説明によると、パタヤ南部のウォーキングストリート付近で配車アプリの車に乗った。同乗していた友人たちが車を降りたあと、運転手の態度が急変したという。女性によれば、運転手は同意なく車のドアをロックし、体に触れようとしたうえ、タトゥーを見せるようしつこく求めてきたとしている。
ホテルでもドアを開けず、1時間駐車して電話を繰り返したと主張
ホテルに着いてからも、運転手はすぐにはドアを開けず、電話番号の交換を迫ったと女性は訴える。その後も運転手はホテルの駐車場に1時間近くとどまり、何度も電話をかけてきたという。さらに「忘れ物をした」と言ってホテル内に入り、女性の部屋に向かおうとしたが、駆けつけた姉が撮影を始めると立ち去った、としている。
パタヤ市警に被害届、運営会社のコメントはなし
女性はパタヤ市警察に被害を届け出て、捜査と法的措置を求めた。現時点で運転手の身元や逮捕は伝えられておらず、配車アプリの運営会社のコメントも出ていない。記事では利用されたアプリの名称は明らかにされていない。女性は、ドライバーの身元確認や審査をより厳しくするよう求めている。
配車アプリと利用者の安全
タイではグラブをはじめとする配車アプリが、旅行者や在住者の移動手段として広く使われている。多くのアプリには、走行ルートを家族や友人と共有する機能や緊急通報ボタン、ドライバーの評価・通報の仕組みが備わっている。今回のように利用者が動画や記録を示して声を上げたことが、運営側の審査体制や安全機能のあり方を問う動きにつながっている。


