タイ北部のチェンマイが、米経済誌フォーブスが選ぶ「デジタルノマドの世界トップ8都市」に選ばれた。メデジン、ケープタウン、リスボン、バリ、メキシコシティ、東京、ベルリンと並ぶ評価で、リモートで働く人やクリエイターにとって魅力的な拠点として認められた形だ。
コワーキングとカフェ文化が評価
フォーブスは、チェンマイの近代的なコワーキングスペースや活気あるカフェ文化、場所を選ばない働き方を支えるインフラを評価した。記事は、いまのデジタルノマドが「単に物価が安く気候がよい場所」よりも、「しっかりしたビジネス環境や人脈づくり、収入の可能性」を求めるようになっていると指摘している。
落ち着いた環境と手ごろな生活費で長年人気
チェンマイは以前から、バンコクより落ち着いた環境と手ごろな生活費、豊かな自然で、世界中のノマドに人気の街だった。旧市街のカフェには各国からのフリーランスが集まり、コミュニティも厚い。今回の選出は、そうした積み重ねが改めて国際的に評価されたものといえる。
ノマド向けの「DTVビザ」も後押し
タイは2024年、リモートワーカーやフリーランスを対象にした「DTV(デスティネーション・タイランド・ビザ)」を導入した。1回の入国で最長180日まで滞在でき、有効期間は5年の数次ビザで、ノマドがタイに長く滞在しやすくなった。街の魅力とこうした制度が相まって、チェンマイはさらに長期滞在者を引き寄せそうだ。
バンコクも旅行先で世界3位に
タイの都市への評価は、ほかでも続いている。ニューヨーク・タイムズは2026年に訪れるべき旅行先として、バンコクを世界3位に選んだ。観光地としてだけでなく、働きながら長く滞在する場所としても、タイへの注目が高まっている。




