タイ中部ピサヌローク県で、生徒の送迎バンがピックアップトラックに衝突し、1人が死亡、生徒2人を含む3人が負傷した。5月28日、学校の入り口付近で起きた事故で、亡くなったのは生徒を乗せたばかりのピックアップの運転手だった。
学校の入り口付近で送迎バンが衝突した
事故が起きたのは、ピサヌローク県ムアン郡ター・トーン町にあるピサヌロークピッタヤーコム学校の入り口付近である。5月28日、車同士の衝突で死傷者が出ているとの通報を受け、地元署の捜査担当の警察官が、当直医や地元の救助隊とともに現場に向かった。
現場では、生徒の送迎に使われていた銀色のトヨタのバンが、前部を大きく壊した状態で見つかった。バンは、緑色のトヨタのピックアップトラックの運転席側に突っ込んでいた。
ピックアップの運転手が死亡、生徒2人が負傷
衝突を受けたピックアップの運転席では、運転していた男性が死亡していた。車体が大きく変形していたため、救助隊は車を切り開く専用の機材を使って遺体を運び出した。
ピックアップには、送り届ける途中の生徒2人も乗っており、2人とも負傷した。救助隊が応急処置をしたうえで病院に搬送している。一方、衝突した送迎バンの運転手も胸の痛みを訴えており、けがを負った。
警察は、亡くなった男性の遺体をプッタチナラート病院に運び、詳しい検視を行うとともに、事故の原因を調べている。
通学路で繰り返される交通事故
タイでは交通事故が多く、通学の時間帯に学校の周辺で起きる事故は、子どもが巻き込まれる危険と隣り合わせである。今回の事故も、生徒を乗せた車と送迎バンという、通学に関わる車同士の衝突だった。
学校の出入り口付近は、自動車や送迎の車両、徒歩の生徒が入り混じり、短い時間に交通が集中しやすい。警察が原因を調べているが、こうした場所での速度の管理や安全確認の徹底が、改めて課題として浮かび上がる事故となった。