タイのTikTokユーザー @maenan85(マエナーン85)というカレー売り婦が2026年5月26日に投稿した「謎の1バーツ硬貨」事件が、タイ国内で急速にバイラル中。本人によれば、過去2年近くにわたって、自身のピックアップトラック(売店車)の上に、毎日のように1バーツ硬貨が置かれているという。場所はバンパー、荷台縁、窓ガラス、フォグライト、タイヤ周辺など車のあちこちで、頻度は週4-5回、毎日続くこともある。「最近は商売にも影響が出ている」と訴え、TikTokフォロワーに「誰がやっているのか、何の意味があるのか分かる人はいませんか?」と助けを求めた。タイの民間信仰では1バーツ硬貨を置く行為に「呪い」「嫉妬の呪詛」「死霊への供物」など複数の解釈があり、コメント欄で各種憶測が飛び交っている。
TikTok投稿の経緯、2年続く謎の硬貨
TikTokユーザー @maenan85 はカレー売り婦で、市場近くで露店営業をしている。彼女の投稿は以下のような内容。
- 過去2年近く、車に1バーツ硬貨が置かれ続けている
- 頻度: 週4-5回、毎日続くこともある
- 置かれる場所: バンパー、荷台縁、窓ガラス、フォグライト、タイヤ周辺
- 1バーツ硬貨のみで、他の硬貨は置かれない
- 最近は商売にも影響が出始めた
@maenan85 は「以前は気に留めなかった。家が市場の隣だから、買い物客が財布から落としたかと思った」と語る。しかし、特定の硬貨(1バーツのみ)が、特定の場所(車のあちこち)に、特定の頻度(週4-5回)で置かれ続ける状況は、偶然では説明できない。
「ふくらはぎから車のあちこち」、置き場所の規則性
@maenan85 がTikTokで公開した動画には、ピックアップトラックの後部バンパーに1バーツ硬貨が置かれている様子が映っている。彼女はその硬貨を指で弾き飛ばす動作も。投稿内容を整理すると以下の通り。
- 場所1: 後部バンパー(最頻出)
- 場所2: 荷台縁
- 場所3: 窓ガラス(ルーフ近く)
- 場所4: フォグライト周辺
- 場所5: タイヤ周辺
「以前は気に留めなかった」と認めた上で、「だけど、なぜわざわざ車の上に置くのか」と疑問を提起。買い物客が落とした硬貨なら地面に転がるのが普通で、車の特定部位に置かれるのは「意図的な行為」と推測される。
タイの民間信仰、1バーツ硬貨の置き場所が持つ意味
タイの民間信仰では、硬貨を意図的に置く行為に複数の意味があるとされる。コメント欄でTikTokフォロワーが提示した憶測は以下の通り。
- 呪詛(สาปแช่ง): 「あなたの商売が落ちますように」という願掛け
- 商売敵の嫉妬・嫌がらせ: 同業者による精神的攻撃
- 死霊への供物: タイでは死者の口に小銭を置く風習があり、それを車に置くことで「死を呼び寄せる」意図
- 黒魔術・タムボン(ทำบุญ): 黒魔術師が施す呪い
- 単なるストーカー行為: 性的・恋愛的な動機
タイの仏教文化と民間信仰が混在する伝統では、硬貨に「霊的な力」が宿るとされる。1バーツ硬貨は最も小さい単位で、悪意を象徴する道具として使われる場合がある。
TikTokフォロワーの反応、各種憶測
@maenan85 の投稿は急速に拡散し、数万件のコメントが寄せられている。代表的なコメントは以下の通り。
- 「これは呪詛(สาปแช่ง)です。寺院でお祓いしてもらってください」
- 「商売敵が嫉妬しているのかも」
- 「監視カメラを取り付けて犯人を特定すべき」
- 「車の周囲に塩を撒いて魔除けに」
- 「警察に届け出して捜査してもらえる」
- 「ストーカー行為の可能性もある」
タイ社会では民間信仰が依然として根強く、こうしたエピソードはTikTokで頻繁にバイラルする。
「今日はなかった」、追跡継続中
@maenan85 は5月26日の続報で「今日はなかった。朝も夜8時にも確認したが、置かれていなかった」と報告。彼女は「明日はナットゥ市場(夜市・週末市)の日。また確認したい」と続報を予告している。
このリアルタイムの「謎追跡」がTikTokフォロワーを引きつけ、投稿は時間とともに拡散している。本人は「決して気持ちのいい話ではないが、コミュニティの皆さんの意見を聞きたい」と心情を吐露。
タイのTikTok文化、リアルタイムバイラル
タイのTikTokは2026年現在、月間アクティブユーザーが4,000万人超で、東南アジアでも有数のプラットフォーム。タイ特有のコンテンツとして以下が人気。
- ストリート風景・市場・露店の日常
- 民間信仰・呪い・霊的体験
- 街頭インタビュー・タイ社会の縮図
- 食べ物・地方料理の紹介
- 動物・ペットの可愛い動画
特に「民間信仰・霊的体験」系のコンテンツは、タイ社会の伝統文化を反映してフォロワーが多い。@maenan85 の今回のエピソードは、こうしたTikTokカルチャーの典型例として位置づけられる。
過去の類似事例、コインが残る現場の意味
タイで過去に報じられた類似事例は以下の通り。
- 寺院の境内に大量の硬貨が散布される事例(呪いを「除く」ための儀式)
- 個人宅の門扉に硬貨が置かれる事例(嫌がらせとして)
- 車のフロントガラスに硬貨が貼り付けられる事例(脅迫として)
- 葬儀場周辺で硬貨が散布される事例(死者の供養として)
これらのケースで、最終的に犯人が特定された例もある一方、未解明のまま継続する事例も多い。@maenan85 のケースも、TikTokのフォロワーや地元警察の協力で解明できるかが注目される。
「呪われた店」と思われる懸念、客足遠のく
@maenan85 が懸念しているのは、商売への影響。彼女のカレー売り業は、市場近くでの露店営業が主体で、ピックアップトラックを使った移動販売も行っている。車に硬貨が置かれている様子をお客が見ると、以下のような心理的影響を与える可能性がある。
- 「呪われた店」という印象を与える
- 衛生面への不安(車に異物が乗っている)
- 不気味な雰囲気で客足が遠のく
タイの市場文化では、口コミとSNSの影響力が大きい。@maenan85 がTikTokで投稿した目的の一つは、「自分が呪いを受けているのではない、被害者だ」と立場を明確化することにある。
今後の展開、犯人特定への期待
@maenan85 のフォロワーは、今後の展開を以下のように期待している。
- 監視カメラ・ダッシュカメラの取り付け
- 警察への正式な届け出
- 寺院・霊媒師(หมอผี)の助言
- 地元コミュニティでの情報共有
- TikTokライブで犯行現場の捕獲
タイ社会の「謎」「呪い」「ミステリー」への関心の高さを示すこのエピソードは、今後数日間でさらに拡散する可能性が高い。@maenan85 のTikTokアカウントを継続的にチェックしている層も多く、続報を待つ状況となっている。




