タイ・ペッチャブリ県チャアム郡(チャアム市)で2026年5月19日午前2時30分頃、有名配達業者の制服を着た若い男性ライダーが、18歳と17歳の姉妹の自宅寝室に深夜侵入し、姉(18歳)の胸を触るわいせつ行為に及んだ。一緒に寝ていた妹(17歳)を含めて姉妹が悲鳴を上げて反撃、近隣の親族を呼び寄せて容疑者を取り押さえ、地元警察(チャアム警察署)に引き渡した。容疑者の車両は白いホンダ・ウェイブ(ペッチャブリナンバー)で、現場から逃走しようとしてバイクを蹴倒す場面もあった。被害者の父親であるテープ氏(仮名、45歳)は、本日5月25日に報道機関に対し「容疑者は今も配達を続けているという話があり、地域住民にとって危険」と訴え出た。
5月19日午前2時30分、チャアム郡の自宅寝室で発生
事件が起きたのはペッチャブリ県チャアム郡(チャアム市内)のテープ氏の自宅。18歳と17歳の姉妹は寝室で一緒に眠っていた。深夜2時30分頃、有名配達業者(タイで定番のフードデリバリー・ライドシェア大手のいずれか)の制服を着た若い男性が、ベッドの脇に音もなく入り込み、姉(18歳)の体に触れる行為に及んだ。妹(17歳)もすぐ隣で寝ており、目を覚ました姉妹は同時に悲鳴を上げた。
容疑者は逃走時にホンダ・ウェイブを蹴倒し、親族が取り押さえ
姉妹の悲鳴を聞いた親族(自宅の別室や近隣に住む)が即座に駆けつけた。容疑者は寝室を飛び出して逃走しようとしたが、駐めてあった自分のバイク(白いホンダ・ウェイブ、ペッチャブリ県登録ナンバー)を慌ててか苛立ちからか蹴倒し、その混乱で時間を失い、駆けつけた親族数人に取り押さえられた。容疑者は身柄を確保された後、ペッチャブリ県チャアム警察署(สภ.ชะอำ)に引き渡された。
親族の父「容疑者は今も配達を続けている、地域住民が危険」
父親のテープ氏(仮名、45歳)は本日5月25日、報道機関に対し詳細を語った。容疑者は事件後に身柄を確保されたものの、当該の有名配達業者の制服を着て今も配達業務を継続しているとの情報があるとし、「これは地域住民の安全にとって深刻な問題だ」と強調。タイのフードデリバリー業界では、ドライバーの身元確認・適性検査・問題行動者の運用停止について、業界全体で議論が続いている。
配達業者の身元確認と問題行動者管理の業界課題
タイで急成長しているフードデリバリー・ライドシェア業界では、配達員(ライダー)が顧客や住民との接触機会が多く、過去にも様々なトラブルが報じられてきた。本サイトでも2026年5月にバンコクのフードライダーが13歳少女をデリバリー中に強姦した事件、各種の配達員絡みの暴行事件を伝えてきた。今回のチャアム事件は配達員が住民の自宅寝室に侵入したという深刻な手口で、業界全体の身元確認制度の見直しを促す事案になる可能性が高い。
警察捜査、容疑者の動機と勤務先業者の対応が焦点
チャアム警察署は容疑者を取り調べ、性犯罪と住居侵入の容疑で立件する方針。今後の焦点は、(1)容疑者がどの配達業者に勤務していたか、(2)その業者がいつ事件を把握し、なぜ運用停止にしなかったか、(3)容疑者の動機(被害者と知人関係だったのか、ランダムな侵入だったのか)、(4)同一容疑者による他の被害がないか、の4点。タイのフードデリバリー業界の信頼性に関わる事案として、社会的関心を集める可能性がある。本サイトでは捜査の進展と業者対応の続報を伝える予定。

