タイ・スラタニ県パンガン島(コ・パンガン)で2026年5月23日午後9時21分、有名医師講師でラマティボディ病院の准教授ティーラサック・ケーウォアマターウォン氏(通称「ドクター・トン」)がパンガン島病院-トーンサラ通り(モ1)を歩行中、外国人男性のオートバイに撥ね飛ばされて意識不明の重体となる事案が発生した。加害者は事故直後にツアー船に隠れて逃走したが、警察の追跡捜査で身柄を確保。51歳のイギリス人男性であることが判明し、身体検査ではアルコールは検出されなかったものの、コカインの陽性反応が出た。ドクター・トン氏は現在も重体で、バンコクのラマティボディ病院への搬送が準備されている。コ・タオ警察署副捜査官ナパットラポン・ナカセナ警部補(コ・パンガン警察支援として派遣)が捜査を担当している。
5月23日午後9時21分、パンガン島の病院前道路で衝突
事故が起きたのはスラタニ県パンガン島(コ・パンガン)のパンガン島病院から有名な観光地トーンサラへ向かう道路上(モ1、ノパラットファニチャー店付近)。被害者のドクター・トン氏が歩道を歩いていたところ、外国人男性が運転するオートバイがそのまま走り抜けて衝突、トン氏は道路に投げ出されて重体となった。
加害者はツアー船に隠れて逃走、警察が追跡逮捕
事故発生直後、加害者は救助を呼ばずに現場から逃走、観光客向けのツアー船(おそらく島内ツアー業者の停泊船)に身を隠した。通報を受けたコ・タオ警察署副捜査官ナパットラポン・ナカセナ警部補が現場に駆けつけ、目撃情報をもとに加害者を追跡。ツアー船の停泊地で身柄を確保した。
51歳イギリス人、コカイン陽性検出
確保された加害者は51歳のイギリス国籍男性であることが判明した。身体検査の結果、アルコールは陰性だったものの、コカインの陽性反応が出た。タイでは外国人観光客がパーティー文化の中で薬物に手を出し、それが事故・事件につながるケースが時々報じられている。今回の事案も、コカイン使用下でのオートバイ運転による重大事故という構図になった。
被害者は有名医師講師、ラマティボディ病院へ搬送準備
被害者のドクター・トン氏は、バンコクのラマティボディ病院(タイ屈指の医療機関)の准教授で、医学界では知名度の高い医師講師。事故後はパンガン島の地元病院で応急処置を受けていたが、重体のためバンコクのラマティボディ病院への搬送が準備されている。タイ国内ではドクター・トン氏の医師としての貢献を惜しむ声、回復を祈る声がSNSで広がっている。
パンガン島の外国人観光客と薬物の問題、繰り返される構図
パンガン島はフルムーンパーティーで世界的に有名なリゾート島で、欧米観光客を中心とする若年層の旅行先として人気がある一方、薬物使用に関連する事案が時々報じられてきた。本サイトでも2026年5月にパンガン島でインド人33歳が銃発射動画+不法滞在+麻薬で逮捕された事案、銃の動画から薬物発見の続報を伝えてきた。今回のイギリス人51歳ドライバーのケースは、コカイン使用下での運転で有名医師に重傷を負わせるという形で、観光地の薬物管理と外国人による違法行為の取り締まりに改めて関心を集める事案となった。
警察捜査、英国大使館との連携も視野
加害者の身柄を確保した警察は、重過失致傷(被害者が死亡した場合は重過失致死)、ひき逃げ、薬物使用(コカイン陽性)の複数容疑で立件する見通し。51歳のイギリス国籍であるため、英国大使館との連絡・引き渡し協議も並行して進められる。本サイトでは被害者ドクター・トン氏の容態、加害者の正式な起訴内容、英国側の対応について続報を伝える予定。



