タイ・ラヨーン県プルアクデーン郡プルアクデーン町にある学校裏の森で2026年4月28日夕方、18歳男性の遺体が発見された。両腕に鋭利な刃物で切られた深い傷があり、死後約2日が経過していたとみられる。プルアクデーン警察署が法医学者と鑑識・救助隊と共に現場へ向かい、29日までに状況を明かした。
遺体は黒の丸首シャツに黒の短パンを着用しており、両腕には鋭利な刃物で切りつけられた強い傷が確認された。発見された場所から200メートル離れたゴム園内では、被害者のものとみられる黒と赤のバイクが横倒しの状態で見つかっており、警察は移動経路と襲撃地点の特定を進めている。
捜査では兄から事情聴取が行われ、被害者の身元はヤイヤーソー氏(18歳)と判明した。最後に家族が被害者を見たのは2日前で、その後行方が分からなくなっていたと供述している。死後経過時間とも一致しており、警察はこの時点で他殺を含む複数の可能性を視野に捜査を進める方針だ。
学校裏の森は普段から人通りが少なく、夜間はほぼ無人になる。発見場所周辺には監視カメラがほとんど設置されていないが、警察はバイクが見つかったゴム園周辺・学校敷地内・近隣の店舗から防犯映像を集める作業を進めている。死亡推定時刻と一致する映像が見つかれば、被害者の最後の足取りや同行者の有無が判明する可能性がある。
タイの地方部では、夜間の単独移動が原因となる事件が散発的に報告されている。今回はゴム園・学校裏という人気のないエリアでの死亡で、原因の如何にかかわらず、地元住民にとって不安が広がる事件となっている。警察は現時点で容疑者の特定には至っていないとしており、続報を待ちたい。