バンコクの高速道路利用者は4月27日から5月4日の期間、注意が必要になる。タイ高速道路公社(EXAT)がチャロンラット高速道路のプラコノン料金所第1レーンを閉鎖し、料金収受システムの改修と自動料金所(ETC)の設置・テストを実施する。夜間のバンコク東部とドンムアン空港方面の移動計画に影響する事案である。
Khaosodによると、タイ高速道路公社が4月20日に発表した。運輸省傘下のEXATが、ユナイテッドテレコムセールス&サービス社に改修業務を委託した。現金式料金収受システム(MTC)の改修と、自動料金収受システム(ETC)の設置・試験運転が目的である。
閉鎖期間は2026年4月27日午後10時から、5月4日午前5時までの約7日間である。期間中はプラコノン料金所第1レーンの通行ができない。他のレーンは通常通り運用される予定だが、第1レーンの通行量がそちらに集中するため、混雑の発生が予想される。
チャロンラット高速道路はバンコク東部を南北に縦断する主要路線で、スクンビット方面、ドンムアン空港、ランシット、パトゥムターニーへのアクセスに使われている。特に週末の観光移動、ゴールデンウィーク期の空港送迎などで利用者が多い時期と重なるため、影響は軽視できない。
EXATは利用者に対して「誘導標識と交通信号に注意してほしい」と呼びかけた。迂回ルートの利用、ETCレーンへの誘導、混雑時間帯の避け方などが、実務的な対応策として挙がる。タイ語・英語・日本語の誘導掲示があるエリアもあり、外国人ドライバーへの情報提供も強化される見通しだ。
ETC化は世界的な交通インフラの流れである。日本のETC、マレーシアのTouch 'n Go、シンガポールのCashCard/CEPASと同様に、タイでもEasyPass(EXAT)とM-Pass(タイ運輸省傘下Motorway)の普及が進んでいる。今回のシステム改修は次世代料金所への移行プロセスの一環だ。
在タイ日本人ドライバーにとっても、EasyPassタグの保有が今後ますます重要になる。現金レーンの削減と自動レーンへの集約が進むトレンドの中、タグ未所持のドライバーが不便を被るリスクが高まる。
ゴールデンウィーク期の旅行計画では、この閉鎖期間を避ける、あるいは移動時間を早めに見積もるなどの対応が推奨される。EXATの公式サイトとTwitterで最新情報を確認してから出かけるのが安全策となる。