嵐警報第8号が出ているタイで、ついに死者が出た。コンケン県バーンパイ郡で4月18日、夏の嵐によって住宅のコンクリート壁が倒壊し、室内にいた60歳の女性が死亡した。
バーンパイ署によると、ノーンパイ村の住宅で壁が崩れ落ち、寝室のベッド付近にいたキンパカーさん(60)が下敷きになった。救助隊が駆けつけた時にはすでに絶命しており、倒壊した壁の下から遺体を搬出した。
今回の嵐シリーズでは、コラートで家屋20軒の屋根が飛び、駅のホーム屋根が崩壊、プラチンブリーで電柱24本が倒れて全市停電、スリンでは宴会のステージが崩壊と各地で被害が報告されてきたが、死者はこれが初めてである。
気象庁の警報は4月20日まで継続しており、49県が警戒対象に入っている。老朽化した住宅に住む住民にとっては、壁や屋根の強度が文字通り命に関わる。
コンケンはイサーン地方の中心都市で、日本人の出張や旅行でも訪れることが多い地域である。嵐のピークはまだ続いており、屋内にいても壁の状態には注意が必要だ。


