スリン県プラサート郡で4月17日夕方、新築祝いの大宴会の真っ最中に夏の嵐が直撃した。巨大な音響ステージが倒壊し、テントやテーブルが吹き飛ぶ中、来客は一斉に逃げ惑った。
タイの新築祝いは日本の引越しパーティーとはスケールが全く違う。中華テーブルを何卓も並べ、大型のステージを組んでスピーカーを積み上げ、歌手やダンサーを呼んで盛大にやるのが定番である。この日もまさにそんな大宴会が予定されていた。
ところが17時50分頃、激しい突風を伴う嵐が会場を襲った。ステージ上の音響機材が風にあおられて大きく傾き、そのまま地面に崩れ落ちた。テントの支柱が折れ、スピーカーがドミノ倒しのように散乱。テーブルと椅子も四方八方に吹き飛んだ。
ショーの開始直前だったため、来客はステージ前に集まっていたが、異変に気づくと全員が一斉に走り出した。幸い負傷者は出なかったものの、せっかくの宴会は完全に台無しになった。来客たちは主催者への同情を口にしたという。
スリン県のムアン郡でも同じ時間帯に2時間以上の激しい雷雨が続いた。コラートの家屋被害やプラチンブリーの全市停電に続き、嵐警報第4号の被害がイサーン地方にも広がっている。

