嵐警報第4号が発令されているタイで、4月17日夕方にプラチンブリー県カビンブリー郡を激しい嵐が直撃。電柱24本が倒壊し、県内のほぼ全域が停電に陥った。
倒壊したのは2万ボルトの高圧電柱7本と低圧電柱17本の計24本。スワンナソン通り沿いのコークホーム交差点付近で連鎖的に倒れ、車線1つを完全に塞いだ。倒れた電柱が送電線を引きずり、広範囲にわたって電力供給が途絶えた。
カビンブリー地方電力公社のバンティット所長は、発生直後に大型クレーン車の出動を指示。倒壊した電柱の撤去と送電線の復旧を急いでいると明かした。道路の通行も1車線が封鎖された状態で、交通整理と並行して作業が進められた。
コラートでは家屋20軒の屋根が吹き飛び、鉄道駅のホーム屋根70mが崩壊する被害が出ている。気象庁の警報通り、4月20日までタイ各地で夏の嵐による被害が拡大し続けている。
電柱24本の連鎖倒壊による広域停電は、タイの送電インフラの脆弱さを改めて浮き彫りにした格好だ。在タイ日本人にとっても、嵐の季節は停電への備えが欠かせない。
