夏の嵐警報が第4号で予告されていた暴風雨が、4月16日午後にコラート県パクトンチャイ郡を直撃した。家屋20軒以上の屋根が吹き飛び、病院にも被害が出ている。
ボープラートーン地区の住宅地では、強風で屋根が丸ごと剥がされた家が相次いだ。被災者のチャンさん(56歳)の自宅は屋根材が全て裏庭に吹き飛ばされ、室内がむき出しの状態になった。
クラブリー病院では慢性疾患棟の屋根を大木の枝が突き破った。ソンクラン連休で入院患者が少なく、負傷者は出なかった。「休日でなければ大変なことになっていた」と病院関係者は話している。
被害を聞きつけた地元の住職が被災地を訪れ、住民を励ますとともに「生活必需品が不足する家庭は寺に連絡してほしい」と支援を申し出た。行政の担当者も被害状況の調査と記録に入っている。
気象庁は4月16〜20日にかけてタイ北部・東北部・中部で暴風雨と雹を伴う夏の嵐を警告していた。予報通りの被害がコラートで現実になった形で、今後も各地で同様の被害が発生する可能性がある。



