ソンクラン中にノンタブリー県で起きた路上の乱闘が、病院の救急室にまで持ち込まれた。搬送先で加害者と被害者が鉢合わせし、治療中に再び殴り合いになるという異例の事態である。
発端は4月13日夜。ルワディー通りのソイ61で、アモーンさん(45歳)がピックアップトラックを勢いよく後退させ、水かけ祭りで遊んでいた子どもたちにあわや接触するところだった。これに怒った近くで飲んでいた男性グループがアモーンさんに詰め寄り、口論から殴り合いに発展。双方にけが人が出た。
問題はここからである。負傷した双方がプラナンクラオ病院の救急室に運ばれたところ、治療を待つ間に顔を合わせてしまった。まだ冷めていない怒りが再燃し、救急室内で再び暴力沙汰が起きた。
病院側は法務担当者のパカポン氏をラッタナティベート署に派遣し、4月16日に被害届を提出した。病院の安全が脅かされた事態を重く見ている。
ソンクランの水かけ祭りは毎年のように飲酒がらみの暴力を生むが、パヤオでの若者集団乱闘やノンカイでのリンチ致死事件に続き、暴力が病院の中にまで及ぶ現実にタイ社会は直面している。





