2026年4月14日午後9時すぎ、バンコクのペッチャブリー通りソイ43にあるアパート駐車場で、タイ人グループとミャンマー人グループが衝突し7人が負傷した。ソンクラーンの水かけがきっかけで口論が始まり、集団での殴り合いに発展した。マッカサン警察署が捜査を進めている。
事件の詳細
タイ人側の負傷者はタナユット(37歳)、ノッパドン(32歳)、スントーン(43歳)の3人で、それぞれ警察病院またはウィパーラム病院に搬送された。ミャンマー人側も4人が負傷し、うち複数が入院した。現場の駐車場には血痕が残された。
目撃者によれば、ソンクラーンの水かけをめぐり双方の間で口論が始まり、言い合いがエスカレートして集団での乱闘に発展したという。双方が複数人だったことから、双方から加害行為があったとみられる。
バンコクのミャンマー人労働者コミュニティ
事件現場のマッカサン区(ラーチャテーウィー区内)はミャンマー人労働者が多く居住するエリアの一つだ。バンコク近郊の工事現場、飲食業、清掃業などでミャンマー人が多く働いており、安価な宿泊施設が集中するソイ沿いのアパート群は移民労働者の生活拠点になっている。
タイには200〜300万人規模のミャンマー人労働者が滞在しているとされ、タイの建設・農業・サービス業の重要な担い手だ。一方で、言語・文化・居住空間の違いからタイ人との摩擦が生じることもある。
ソンクラーンと暴力事件
ソンクラーン期間は飲酒と祝祭ムードで感情が高ぶりやすく、暴力事件が集中する。2026年の「危険な7日間」では交通事故以外にも各地で喧嘩・乱闘・暴行事件が報告された。パタヤのバイタク暴行事件、プーケットでの外国人による暴行、バンコク市内での複数の殴り合いがそれに続いた。
警察は現場の防犯カメラ映像を回収し、双方のグループの特定と事情聴取を進めた。傷害・集団暴行の疑いで捜査が続いている。