4月15日朝、タイの金価格が前日終値から700バーツ上昇して取引を開始した。タイ金商協会の発表によると、金装飾品の販売価格は1バーツ重量あたり7万4,100バーツ(約36万8,000円)である。
金地金(純度96.5%)の販売価格は7万3,300バーツ(約36万4,000円)、買取価格は7万3,100バーツ。金装飾品の買取価格は7万1,631バーツで、売買スプレッドは約2,470バーツとなっている。
ソンクラン連休前の4月9日には600バーツ下落し金地金が7万1,900バーツまで下げていたが、連休を挟んで1,400バーツ回復した格好である。4月10日時点で550バーツ反発して装飾品が7万3,250バーツだったことを考えると、上昇基調が続いている。
国際金相場は1トロイオンスあたり約4,760ドルで推移し、前営業日の下落から反発した。米国とイランが停戦交渉の再開に前向きな姿勢を示したことが買い材料となった。2026年1月28日に記録した史上最高値5,602ドルからは約15%低い水準だが、YLGは年内にタイ金価格が9万バーツに到達するとの見通しを示しており、中国の旺盛な金需要が追い風になるとみている。
ソンクラン連休中には金を質入れして帰省の燃料代に充てる人が急増するなど、タイ社会で金が「いざという時の備え」として根強く機能している。連休明けの今朝は上昇スタートとなったが、国際情勢次第で値動きが大きくなる場面も出てきそうである。