バンコク最大のソンクラン会場であるシーロム通りに約20万人が押し寄せ、警察と自治体職員が水かけの一時中止と道路閉鎖に踏み切った。群衆による圧死や窒息の危険が高まったためだ。
シーロム通りでは4月12日から14日までの3日間、サラデーン交差点からナラーラム交差点までの区間を歩行者天国にしてソンクランの水かけイベントが開催されていた。13日の夕方に人出がピークに達し、身動きが取れないほどの混雑となった。
当局は「将棋倒しや酸欠で死者が出かねない」と判断し、水かけの即時中止と入場規制を実施。タイ語と英語の両方で「一時的にエリアへの立ち入りを控えてほしい」と呼びかける看板が掲げられた。
状況が落ち着いた午後6時10分に通りは再開され、水かけもスタートしたが、その後も会場は多くの人であふれていたという。
シーロムのソンクランは世界的に知られる水かけスポットで、毎年外国人観光客も大勢訪れる。今年はバンコク都が「5つのプ」と呼ばれる安全ルール(大型水鉄砲禁止・飲酒禁止・露出禁止・粉類禁止・節水)を敷き、9カ所の出入口と検問体制を整えていた。それでも20万人の人出には対応しきれなかった。ソンクラン3日間の交通事故死者が95人に達する中、群衆事故のリスクも改めて浮き彫りとなった。




