ハートヤイの観光ガイドがソンクラン期間中の仕事が通常の10%しかないと嘆いている。燃料高と経済の先行き不安で、かつてのようにマレーシアやシンガポールからの観光客が押し寄せる光景は見られない。
「以前はソンクランが稼ぎ時だった。今年はガイドの仕事が全然入らない」と地元のガイドは語る。マレーシアやシンガポールからの陸路での訪問客はいるものの、団体ツアーが激減しており、ガイドの出番がほとんどないという。
先に報じたハートヤイ空港の旅客キャパ超過とは対照的に、空港は混雑しているがガイドの仕事にはつながっていない。個人旅行者が増え、ガイド付きツアーの需要が構造的に縮小している可能性がある。
ブリーラムの観光地が閑古鳥、ノンタブリーの市場がまばらに続き、燃料危機が地方の観光関連ビジネスを直撃している現場ルポが続いている。
ハートヤイは「南のゲートウェイ」として格上げが進められているが、現場のガイドたちはその恩恵を実感できていない。観光インフラの整備と現場の仕事のギャップが浮き彫りになっている。
