2026年のソンクラーンを前に、タイとカンボジアを陸路で周遊しようと計画していた旅行者に影響が出ている。両国間の陸路国境は2025年半ばから閉鎖が続いており、現時点で再開の見通しは立っていない。
閉鎖の背景には、タイ・カンボジア国境地帯で激化した武力衝突がある。衝突の規模は複数の国が渡航警告を出すほど深刻化しており、英国政府と米国政府はそれぞれ国境付近への渡航を控えるよう自国民に勧告している。
この状況はソンクラーン期間中の旅行計画に直接的な影響を及ぼしている。従来、バンコクからシェムリアップやプノンペンへの陸路移動は東南アジア周遊の定番ルートだったが、現在はこのルートが利用できない。両国を訪れるには空路での移動が必要となり、旅費やスケジュールの見直しを迫られる旅行者も少なくない。
ソンクラーン旅客370万人見込み、主要4空港で無料駐車場を開放でも報じた通り、今年のソンクラーン期間には370万人の旅客が見込まれている。国内移動の需要が高まる中、ジェット燃料が3倍に高騰、LCC3社が一部路線を運休という事情も重なり、国際線・国内線ともに航空運賃は上昇傾向にある。
タイ国内でソンクラーンを楽しむ場合、バンコク都がソンクラーンにAI監視カメラ、24時間態勢で警戒にあるように安全対策も強化されている。国境閉鎖が長期化する可能性を踏まえ、旅行者は最新の渡航情報を確認した上で計画を立てる必要がある。
